株式会社マーケティングジャーナル

アグリマシーン Pick Up


2018年11月


ササキコーポレーション

超耕速リバースあぜぬり機カドヌールエースKA430/ 435DX

30−50PSの中型トラクター適応モデル発売

 超耕速シリーズは「生産コスト削減に貢献する作業機」をコンセプトとして開発されたもので、作業速度の高速化、もしくは作業回数を減らすことで、作業時間の短縮を図り人件費・燃料費などの生産コスト削減に貢献する。これまで、「マックスハローエース」「アクティブロータリー」「カドヌールエース」を主力商品として販売してきたが、今回「カドヌールエース」のラインナップを拡充する。

 代掻き作業、ロータリー作業においては、トラクターの高馬力化を図り、作業幅を広げることでも、作業効率のアップや作業時間を短縮するこができる。しかし、あぜぬり作業の時間短縮に関しては、高馬力化や作業幅の拡大は効果がなく、作業速度を速くするしかない。そこで、従来の作業速度を大幅に上回るあぜぬり機として、最高作業速度2㎞/hで強靱なあぜを作りながら高速作業ができる「超耕速カドヌールエースKA」が開発された。これまでは50-70PSの中大型モデルKA5シリーズを展開し、ユーザーからは「作業時間・作業日数が半分になった」「超低速でのゆっくりした作業をしなくて済み、他の作業に時間がとれる」など、好評を得ている。そうした中、50PS以下向けモデルの開発要望も多数寄せられ、それに応えて、今回30-50PSトラクター向けの超耕速あぜぬり機カドヌールエースKA4シリーズが新たに開発された。

 《主な特長》①高速あぜぬり作業において重要なあぜ整形要素となる本体重量を落としつつも強靱なあぜを作る必要があり、3段階調整システム(要組換え)を採用して、トラクターの車格に合わせ最適なオフセット幅を確保。②ギアレスミッションによるシンプル設計で操作性を追求。③優れた砕土性を持つCK爪と土上げ性能をアップする大型爪を搭載。どちらも高耐久な溶着爪。④同社独自の正転ロータリーカットは高速作業に適し、石の多い圃場などの悪条件でも高能率で作業ができる。⑤ステンレスカバーが高速作業時の牽引抵抗を軽減し、土の流れを最適化する。⑥アクティブディスクが高速作業でもあぜをしっかり締めこむ。⑦ラセン配列の上面処理爪により、あぜ上面の土を肩部へ送り込み、崩れやすい肩部の締まりを強化した。⑧アクティブディスクの厚さを5㎜にしたことにより、耐久性が25%向上。⑨石などの衝撃を吸収する同社独自のショックアブソーバーを装備。シャーボルトの切れを軽減し、上下動を安定させ、きれいなあぜを形成する。⑩トラクターキーに電源が連動しているので、トラクターに乗車したまま電源のON/OFFができる。


斎藤農機製作所

連続自動式苗箱洗浄機SW-700/500/300

毎時最大700枚の高性能機種も発売

 《主な特長》▷新型の特長:①1時間あたりの処理能力が向上した。SW-700(前モデルSW-600)は600枚/hから700枚/hになった。SW-500(前モデルSW-400)は処理能力の切替機能を追加し、400枚・500枚/hとなった。②軸受(樹脂ブッシュ)の耐久性を向上した。SW-300(前モデルSW-200)は送り軸受けブッシュ(六角穴)の材質を変更した。③SW-700/500はチェーンテンションの自動化を採用した。④SW-700は苗箱搬送機構をワンウェイからギヤ減速送りに変更した。SW-500は逃げ防止のワンウェイクラッチを追加。またワンウェイクラッチのサイズをアップさせた、前モデルSW-600と同等サイズになった。⑤SW-700は供給側のアイドルロールを2連にしたことで、苗箱の供給荷重を低減した。⑥塗装色、デザインラベル等を変更した。

 ▷従来からの特長:①洗浄により汚れた水が入ってこないように、仕切り板でシャットアウトし、最後に綺麗なシャワー水で仕上げる。②ロールブラシはSW-700が上3本、下2本の合計5本を使用。すべてがロールブラシのため、凸凹のある箱にも適している。SW-500は上2本、下2本、SW-300は上2本、下1本を使用。③苗箱4面の箇所に適した3種類のブラシを装備することで、洗浄精度に磨きをかけている。毛の種類はストレートとウェーブ、線径は3種類。④上2本のブラシに斜め植毛を採用し、箱の内すみの汚れをかき出す。下のロールブラシには、サイドブラシを付けてあり、しかも回転方向は逆にとっているため、届きにくい所も隅々まで洗えるなど、高い洗浄強度を持っている。⑤ブラシは高級ナイロンを使用。またプラスチック製のブラシ植え込み材を使用。⑥大径ゴムロールを使用しているため、無理な押し込みをしなくても箱が食い込むため楽に供給作業ができ、特に箱枚数が多い場合に適している。⑦SW-700は高処理タイプにもかかわらず、コンパクトで軽量。⑦SW-700/500は全4輪ストッパー付フリーキャスターのため、楽に移動できる。



和同産業

ロボット草刈機MR-300

荒れ地でも高い走破性を持つロボット草刈機発表

 《開発の狙い》少子高齢化が進む中、草刈り作業は、大きな負担となっている。それらの状況を踏まえ、草刈りを自動化することによる負担の軽減を目指し、同社独自の技術も投入したロボット草刈機を開発した。つらい草刈り作業から作業者を解放し、費やしていた時間を取り戻す。合わせて草刈り作業に伴う危険から人々を守ることに繋げる。

 《主な特長》①3輪駆動と独自のタイヤパターンによる高い走破性で、刈り取る地面の凹凸、勾配など、様々な条件下で安定したパフォーマンスを発揮する。②常に高出力刈り取りモーターの負荷をチェック、草地の状態に応じて走行速度を制御して、雑草をしっかり刈り取る。③超音波センサーにより障害物を検知して減速することができる。またフロントカバーセンサーが障害物との接触を検知することにより、後進・回頭が可能。安全かつスムーズに障害物を回避する。④薄型フリー刃により刈刃の損傷を軽減。また、刈刃自体の回転を右回転・左回転と切り替えながら草刈り作業を行うため切れ味が長持ちする。⑤走行と刈り取りモーターはメンテナンスフリーのブラシレスモーターを採用。エンジンを使わないため二酸化炭素の排出がゼロ。静かで環境に優しい草刈りを行う。⑥草刈りをしたい場所にエリアワイヤーを設置すれば、エリア内をランダムに草刈りを行う。⑦バッテリー残量が少なくなったら自動で充電ステーションへ帰還し、充電が完了すると草刈り作業を再開する。⑧本体を持ち上げるとセンサーが感知して作業を停止。また、6桁のPINコード入力機能によって盗難を抑制するなど安全面も配慮されている。⑨スマートフォンと連動しており、MR-300の状況確認や一部操作が可能。

 《主な仕様》▷MR-300:全長845×全幅520×全高360㎜。重量=15㎏。バッテリータイプ=リチウムイオン電池。誘導方式=無人自律走行。最大作業領域=3000㎡。充電1回当たりの作業時間=1時間。標準充電時間=1時間。刈幅=300㎜。刈高さ=30〜70㎜(無段階)。車速=1.6㎞/h。 

 《希望小売価格(消費税込)》

▷MR-300=未定。

 《発売時期》来春より製品貸し出しによるモニター調査を実施し、改良・改善を行い早期の発売を目指している。






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